三角港フェリーターミナル

Project No.04

三角港フェリーターミナル

MISUMI HARBOUR FERRY TERMINAL

主要用途
待合所
所在地
宇土郡三角町
構造
鉄筋コンクリート造
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三角港は、島原へ向かうフェリーのターミナルとして重要な拠点である。現在のターミナルがある東港と反対側の西港は、明治13年、オランダ人ムルドルによって設計された石造りの港として現在も使われている。「海のピラミッド」は、この歴史のある三角港のシンボルとして設計された。海からアプローチすると三角の貝殻のような建築が三角港に近づいたことを教えてくれるだろう。

三角港フェリーターミナル
  • 三角港フェリーターミナル01
  • 三角港フェリーターミナル02
  • 三角港フェリーターミナル03
  • 三角港フェリーターミナル04
  • 三角港フェリーターミナル05
  • 建築概要

    三角港フェリーターミナルは、巻貝と同じように内外の二重螺旋のスロープの床版によって連続的に補強されたコンクリート外殻構造で、直径34m、高さ25mの円錐型である。円錐が頂部のトップライトは、自然光を導入し、夜間は逆に発行してコンクリートのフレームを照らす。歴史ある港のランドマーク、まち起こしのシンボルとして視覚的に認識され、エンドレスの二重螺旋のスロープを上下して景観を楽しみ、また景観を形成する一つの環境装置としての機能を果たしている。

  • 建築家プロフィール

    葉祥栄(よう しょうえい)

    1940年
    熊本市生まれ
    1962年
    慶応義塾大学経済学部卒業後、アメリカウィテンバーグ大学ファイン・アプライドアーツ奨学生
    1970年
    葉デザイン事務所設立
    1984年
    株式会社 葉デザイン事務所として現在に至る
    主な作品
    • インゴット
    • 光格子の家
    • 木下クリニック
    • アスペクタ
    • 日時計の家
    • 小国町体育館
    主な受賞歴
    1983年
    毎日デザイン賞
     
    日本建築家協会新人賞
    1989年
    日本建築学会賞
     
    (小国町における一連の木造建築)
  • 関連情報

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