くまもとアートポリスとは?
熊本県下を舞台に豊かな自然や歴史、風土を活かしながら、後世に残り得る文化遺産としての優れた建築物を造ります。
人々の都市文化、建築文化などへの関心を高め、地域の活性化に資する熊本独自の豊かな生活空間を創造します。
くまもとアートポリスのシステム
くまもとアートポリスは、地域の人々とともに地域の声を活かしながら優れた建造物を創造するプロジェクト事業、
県内の優れた建造物を表彰する顕彰事業、講演会・シンポジウム、展覧会等を開催する企画・広報・人材育成事業がその中心です。
顕彰事業
「熊本アートポリス推進賞」
プロジェクト事業
コミッショナーによる参加プロジェクトへの設計者の推薦・コンペ等の実施
企画・広報・人材育成事業
- 建築展・シンポジウム等の開催
- 広報誌等の発行、ホームページの運営
- 見学会の開催
- 団体との企画・広報協力など
プロジェクト事業
プロジェクトの実施に当たっては、自由な意志を活かすためコミッショナー制度を取り入れています。コミッショナーが国内外から適性と能力を兼ね備えた建築家を推薦したり、設計競技などを実施してその事業に最適な設計者を選びます。設計者は、その建造物に関わる多くの人々とコミュニケーションを繰り返しながら、建造物の設計を進めます。事業主は民間、公共を問わずすべて対象です。住宅などの建築物はもちろん、橋などの土木建造物,公園やランドスケープといった環境整備と広範囲にわたっています。また、学識経験者や建築専門家などからなるくまもとアートポリス推進検討委員会、アートポリス事務局等が計画をサポートしていきます。
顕彰事業
1992年に熊本県内の歴史的、または親しまれている代表的建造物をKAP'92選定既存建築物として選んだのをはじめ、1995年より熊本県内の質の高い優れた建造物(アートポリス参加作品を除く)を顕彰する「くまもとアートポリス推進賞」野表彰を実施しています。この賞は優れた建造物(建築物、橋、公園、記念碑等の建造物及びそれらで構成された一群の施設等)を顕彰することで、都市環境並びに建築文化などの向上を目指し、あわせて豊かな地域づくりを図るもので、選考委員会が企画・設計・施行及び施設の運用などに関する総合評価を行い優れた施設を熊本県知事が表彰します。
企画・広報・人材育成事業
「くまもとアートポリス」の理念を達成するために下記の活動を行います。
- シンポジウム、講演会などの開催
- 見学会の開催
- 広報誌、インターネットを使っての情報発信
- 報道機関等を通しての広報
- 諸団体との企画・広報協力